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レジン作業用におすすめの使い捨て手袋紹介!素材別に比較解説します!

レジンの知識

ハンドメイドでレジンを始めてみようと思った時に

「レジンをやるのに手袋って本当に必要なの?」

結局どれを使えばいいか分からない」

と思ったことはありませんか?

レジン作業は楽しい一方、意外と見落とされがちな「肌への安全対策」が必要です。

UVレジン、エポキシレジン(2液性レジン)は固まる前の液体の状態で売られています。

この液体の状態のレジン液が直接皮膚に触れると、かゆみ・かぶれ・アレルギー反応を引き起こすことがあります。

見た目はきれいなレジンでも、直接触れることで肌荒れにつながる危険性もあるのです。

この記事では、レジン作業に手袋が必要な理由から、素材別の特徴と選び方のポイントと使いやすいおすすめ手袋を詳しく紹介します。

自分の作業に合う手袋を知って、安全にレジンを楽しみたい!

そんな方に向けて、わかりやすく丁寧に解説していきます。

40代、花屋勤め兼レジン作家。
幼少より花好きで25年以上花屋兼植木屋に勤める。
レジンの魅力と出会ってからは主にドライフラワーを使ったお花のレジン、ウッドレジンを使った作家活動を開始。
もっとハンドメイドを楽しむ方が増えればいいなと思いながらブログを綴る。詳しいプロフィールはこちらから。

なぜレジン作業に手袋が必要なのか?素手でのリスクとは?

固まった後のレジンは透明でキレイな素材ですが、硬化前のレジン液は化学成分を多く含んでいます

このレジン液に含まれる揮発性のある化学物質を、吸い込んだり皮膚に付着すると刺激が加わります。

このため、レジン液に直接触れるとかゆみ・かぶれ・アレルギー症状などの肌トラブルを引き起こす恐れがあります。

軽度なら赤みやかゆみで済むこともありますが、継続的な接触で「レジンアレルギー」を発症するケースもあるようです。

なお、完全に硬化した後は問題ないので、あまり大袈裟に怖がる必要もありません。

レジンアレルギー発症の危険性

一度レジンアレルギーを発症すると、軽い接触でも強いかゆみや湿疹が出るようになります。

レジン作業を始めたばかりの頃は何も問題がなくても、繰り返し触れているうちに突然アレルギーを発症するケースがあります。

これは、いわば花粉症のアレルギー反応と似たような仕組みです。

花粉症は、花粉を浴び続けて体の許容量を超えた時に発症すると言われています。

それと同じように、レジンの成分に少しずつ触れ続けていると、ある日突然かゆみ・湿疹・赤みなどの症状が出るようになるのです。

特に、硬化前のレジンは化学物質が揮発しており、皮膚だけでなく吸い込むことで喉や目にも影響を及ぼすことがあります。

アレルギーは発症してしまうと回復が難しく、症状が繰り返しやすくなります。

一度アレルギーを発症してしまうと、日常生活で少しの接触でも反応が出るようになってしまう可能性もあるため、予防が何よりも大切です。

ですので、「慣れたから素手で作業しても平気」ではなく、初めから必ず手袋を着用する習慣をつけることが大切です。

Shi-ya
Shi-ya

どこかの誰かの発言の「直ちに影響はない」みたいな感じになってしまうので、なるべく手袋はつけましょうね!

レジン作業に使える使い捨て手袋の素材と特徴を比較

まずレジン作業するのにもっともおすすめなのは「ニトリル手袋」です。

理由はレジン液に強く、作業中に破れにくい耐久性と、手にしっかりフィットして細かい作業がしやすいからです。

ただし、作業内容や手に合うかどうかは人それぞれなので、他の素材の手袋にも特徴があります。

以下に、それぞれの素材の手袋のメリット・デメリットを比較してみましょう。

素材特徴レジン作業の適性注意点
ポリエチレン手袋安価でお手軽、レジ袋のように薄くて軽い細かい作業に不向き薄くて破れやすい、基本ぶかぶかなサイズ
ビニール手袋安価だがやや厚め、よく清掃作業などで使われてるやや不向き耐薬品性の低く、長時間の使用には不向き
ラテックス手袋伸縮性があり、手にフィットしやすい普通アレルギー体質の方はNG
ニトリル手袋耐薬性、耐久性も高く、レジン作業向き最もオススメやや高価だが安全性と快適性は抜群!

ポリエチレン手袋のメリットとデメリット

ポリエチレン手袋は、食品加工や飲食店のビュッフェとかで使われる、安価で薄手のビニールの系手袋。

レジン作業でも手軽に使える反面、耐久性やフィット感が劣ります。

メリット

  • 価格が非常に安く、大量に使いたい時に便利。
  • ダイソーなどの100均でも手に入るため入手しやすい。
  • 手軽に使い捨てできるので、短時間の軽作業には向いている。

デメリット

  • 伸縮性はないためフィット感がなく、細かい作業に不向き。
  • 耐久性は高くなく破れやすい。
  • 素材がシャカシャカと滑りやすい質感しており、滑って作業しにくい。

安さと手軽さは魅力ですが、レジンのような繊細な作業には不向きな感じです。

Shi-ya
Shi-ya

最初は安さから使っていましたが、滑ってレジン液の入ったコップを倒してから他のものに変更しました…。

ビニール手袋(塩化ビニル手袋)のメリットとデメリット

ビニール手袋(塩化ビニル手袋)は、主に掃除やヘアカラーなどでも使われるポピュラーな手袋です。

価格と耐久性のバランスは良いものの、レジンの作業に使うには注意が必要です。

メリット

  • 比較的安価で入手しやすい。
  • ポリエチレンよりも多少はフィット感があり、使いやすい。
  • ある程度の強度と耐水性があるので簡単な作業に向く。

デメリット

  • レジン液に長時間触れると、染み込んできたりする可能性がある。
  • 食品には使いない。

軽めの作業にはOKですが、レジン作業には注意が必要な素材。

レジン液が付いてしまった場合は、早めに新しいものに取り替えるといいです。

Shi-ya
Shi-ya

少しレジンがついたまま作業していたら、いつの間にか手袋の中がぬるぬるになっていた事がありました…。

ラテックス手袋(天然ゴム手袋)のメリットとデメリット

ラテックス手袋(天然ゴム製)は、柔らかく伸縮性があり、手にぴったりとフィットするのが特徴です。

主に医療現場でも使われていますが、天然素材ゆえに人よってはアレルギーの可能性があります。

メリット

  • 非常にフィット感が良く、手先の感覚が損なわれにくい。
  • 伸縮性が高く、破れにくいため使いやすい。
  • 細かな作業にも向いている素材。

デメリット

  • 天然ゴムにアレルギー反応を起こす人がいる。
  • 天然素材なのでレジン液と反応してしまう可能性がある。
  • ニトリルよりも化学薬品への耐性が劣る。

手にぴっちりとフィットするので作業性は高いですが、肌が敏感な人は注意が必要な素材です。

Shi-ya
Shi-ya

天然ゴムなどにアレルギーを持っている方は、特に気をつけましょう!

ニトリル手袋(合成ゴム手袋)のメリットとデメリット

ニトリル手袋は、合成ゴム(ニトリルゴム)を素材とした使い捨て手袋で、医療現場や化学作業などにも広く使われている信頼性の高い手袋です。

レジン作業との相性も良く、安全性と操作性を両立させたい人におすすめの素材です。

メリット

  • レジン液に含まれる化学物質に強く溶けにくい。
  • フィット感が良く、細かい作業にも向いている。
  • 破れにくく耐久性があるため、長時間の作業にも使える。
  • パウダーフリーの製品が多く、肌に優しい。

デメリット

  • 他の素材に比べて価格がやや高め
  • 製品ごとに厚さやサイズ感に違いがあるため、選ぶ際は注意が必要。

このようにニトリル手袋は、レジン作業の安心と快適を両立させたい方にぴったりの手袋です。

手袋の外側にレジン液がついてしまっても、素材が丈夫なので途中で破れる心配が少なく、安心して作業に集中できます。

私も現在は、ホームセンターで購入したパウダーフリーのニトリル手袋を使用しています。

Shi-ya
Shi-ya

細かい作業もしやすく、取り外しも簡単なのもオススメなポイントです!

ニトリル手袋がレジン作業にもっともおすすめな理由

素材で大きく分けて4種類ある使い捨ての手袋で、レジン作業に最も適しているのはニトリル手袋です。

理由は、耐久性・防護性・フィット感の3点において非常にバランスが取れているからです。

ニトリル手袋は、石油由来の合成ゴムでできており、レジン液のような化学薬品に強いという性質があります。

レジン作業では、液が肌に触れることで肌荒れやかぶれ、ひどい場合にはアレルギー反応(レジンアレルギー)が起こる可能性があります。

そのためレジンから素肌を守るために、化学耐性の高さは非常に重要なポイントです。

また、ゴムのように伸びて手にしっかりフィットするため、作業中も細かい作業に向いています。

レジンを注ぎ込む時などの動きに違和感が少なく作業しやすいのが特徴です。

「パウダーフリー」タイプを選ぶのがおすすめ

ニトリル手袋には「パウダーあり」「パウダーフリー(無粉)」の2種類がありますが、レジン作業にはパウダーフリーをおすすめします。

パウダー付きの手袋は脱着がしやすいというメリットがありますが、この粉(コーンスターチなど)が肌荒れの原因になる場合もあります。

パウダーが肌に刺激を与え、アレルギー反応を引き起こす可能性もあるため、肌が敏感な方には特に注意が必要です。

せっかくアレルギーの可能性のある天然ゴムのラテックス素材を避けたのに、天然素材であるパウダーで肌が荒れてしまう可能性が上がってしまいます。

レジン液自体が肌トラブルを起こしやすい素材であることを踏まえると、できるだけ余計な刺激の少ない「パウダーフリーのニトリル手袋」を選ぶのが安心です。

最近のパウダーフリーのニトリル手袋は、粉を使っていなくても着脱しやすいよう加工がしてあるものが多いです。

ホームセンター等でサンプルを実際に装着してみるのがおすすめです。

メーカーによっては同じサイズ表記でも差があったりしますので、サイズや厚みを確認して自分の手に合う着脱しやすいタイプを選びましょう。

100均(ダイソー)のニトリル手袋はレジンに使える?

最近ではダイソーなどでも、手軽に買える手袋も十分に活躍します。

ここではダイソーのニトリル手袋の実力と、選ぶときの注意点を解説します。

100均(ダイソー)のニトリル手袋のメリットとデメリット

ダイソーでは6枚入りなどの少量タイプのニトリル手袋が販売されています。

「まず試してみたい」「急ぎで欲しい」といった時には重宝します。

メリット

  • 手軽に購入できる。
  • 気軽に試せてコストを抑えられる。

デメリット

  • 薄くて破れやすいものもある。
  • サイズが限定的で手に合わないこともある。

初心者であれば、まず100均のものから試し、慣れてきたら品質の高いホームセンターなどの製品に切り替えるのが良い選択です。

【まとめ】手袋は肌を守るための必需品、正しく選んで快適に作業を!

レジン作業では、肌への刺激・アレルギーのリスクを避けるために、手袋の使用が必須です。

素材にはさまざまな種類がありますが、最もおすすめなのはニトリル手袋です。

安全に楽しむためには、手袋を使うことがとても大切なのでなるべく着用するようにしましょう。

中でもニトリル手袋は、レジン液に強く、手にフィットして細かい作業もしやすいため、特におすすめの素材です。

「パウダーフリー」のタイプを選べば、肌への刺激もさらに抑えられます。

まずは自分の手に合う手袋を見つけて、レジンを安心・快適に楽しんでいきましょう!

Shi-ya
Shi-ya

あなたの大切な手を守り、楽しくレジン作りをするためにも、ぜひ手袋の選びはしっかりと行いましょう!
それではまたっ

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