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東京ハンドメイドマルシェ2025春で見つけた注目作家のレポート&体験感想!

ハンドメイドイベント

会場は大きすぎず、でも見ごたえはたっぷり!」

初参加の方でも気負わずに楽しめる、そんな魅力あふれるマルシェが、2025年4月5日(土)〜4月6日(日)に東京ドームシティ内のプリズムホールで東京ハンドメイドマルシェ春が開催されました。

色々な作家さんが出店されるこのイベントは、今回も多くの参加者さんで賑わっておりました。

多種多様な作品が並ぶ中、レジン作品好きの方とっても大注目のイベントでした。

この「ハンドメイドマルシェ」は色々な地域で開催される人気のイベントですが、開催場所になってかなり規模が違います。

横浜の会場で行われる「横浜ハンドメイドマルシェ」に比べてコンパクトな規模ですが、そのぶんじっくり作品を見て回れるのが魅力。

同じく関東で開催される大規模ハンドメイドイベントには「デザインフェスタ」や「ハンドメイドインジャパンフェス」などがあります。

その規模は今回の東京ハンドメイドマルシェの10倍は余裕であります!

このような大型イベントよりも、初心者でも気軽に参加しやすい雰囲気が印象的でした。

ゆっくりと見て回っても大体2時間ほどで見て回れるで、フラッと寄ってみるにも良い規模だと思います。

今回はレジンを使用した注目の作家さんを中心に、実際に見て触れてきた素敵な作家さんと作品を紹介していきます。

40代、花屋勤め兼レジン作家。
幼少より花好きで25年以上花屋兼植木屋に勤める。
レジンの魅力と出会ってからは主にドライフラワーを使ったお花のレジン、ウッドレジンを使った作家活動を開始。
もっとハンドメイドを楽しむ方が増えればいいなと思いながらブログを綴る。詳しいプロフィールはこちらから。

東京ハンドメイドマルシェで出会った注目のレジン作家さん

私は関東在住なので何度かハンドメイドイベントには参加させていただいてますが、入り口でのワクワク感が止まりません。

ハンドメイドをなさっている方ならば、どのようなジャンルの方でも刺激になること請け合いです!

ウッドレジンの魅力を再発見「adum」さん

「無垢材×レジン」の組み合わせで生まれる、温もりと透明感の絶妙なバランス。

adumさんの作品は、「日常にあってもなくてもいいけれど、あったら心が豊かになる」

そんな「無駄だけど、無駄じゃない」というものをコンセプトにされています。

特に印象的だったのは、ウッドとレジンが融合したランプシェード

寝室のベットの脇に置いておくと、雰囲気がグッと良くなる事間違いないです。

あと気になったのはまな板にもなるウッドレジンのトレイです。

おしゃれなおうち時間などにぴったりで、おつまみを乗せるだけで雰囲気がグッと格上げされそうなハイセンスさを感じました。

トングの持ち手に使われたウッドレジンもとてもオシャレですよね!

Shi-ya
Shi-ya

とてもハイセンスな逸品ばかりでした。
お高い料亭や焼肉屋さんとかに置いてありそう!

姉妹の手仕事が光る「HERMANA(エルマーナ)」さん

HERMANAとは、スペイン語で「姉妹」という意味とのこと。

その名の通り、「魔女の姉妹が作る魔法の石」をコンセプトにされています。

木材やレジンを扱い、魔法のように素敵なアクセサリーへと仕立て上げる作家さんです。

印象的だったのは、小豆島のオリーブウッドに金箔を合わせたウッドレジン作品

木の個性とレジンの透明感が見事に融合しており、木目の美しさが引き立つ色合いがとても上品でした。

また、ライト付きのウッドキューブ作品は、組み木のようなフォルムにレジンが封じ込められており、光で浮かび上がる姿が幻想的でした。

Shi-ya
Shi-ya

個人的に、「魔女が作る魔法道具」とか「冒険者必須アイテム」とかのワードにとても弱いです(笑)

葉っぱの生命をそのままに「88Collections」さん

こちらのこだわりは薬品を使わず、葉脈だけを丁寧に残した「葉っぱアート」が魅力の88Collectionsさん。

一枚一枚状態とサイズを選別し、特殊な技法によって作られた葉っぱは薬品で処理したものよりもしっかりと葉脈が残るとのこと。

そうして生き生きとした素晴らしい作品に仕上がっておりました。

自然の葉の美しさを活かした作品に高品質なレジンを使い、黄変しない工夫がされているのもポイント。

どうしてもレジンの作品は、年月の経過により黄変してしまう可能性が出てきます。

ですが、最近はかなり黄変が抑えられるレジン液も発売されていますので、かなり良いレジンを使われているのが伺えますね。

アクセサリーとしても軽やかで、繊細な色合いのネックレスやピアスが豊富に並んでいました。

まるでファンタジーの世界に生えていそうな幻想的な色合いが素敵な作品たちです。

着色とラメをしっかりとされているのに葉脈はしっかりと残っているというこだわりを感じますね!

「スケルトンリーフ×着色×レジンコーティングの組み合わせの中でもハイクオリティに感じました。

Shi-ya
Shi-ya

私は葉脈の段ごとに、色を変えてある作品がとても好みですね!
とてもオシャレなアクセサリーです。


立体ドライフラワーが主役のスマホケース「ikkasoel」さん

ありそうでなかった、立体感を残したドライフラワーのスマホケースを作られる「ikkasoel」さん

一般的な押し花ではなく、花本来の形や膨らみをそのまま活かしてレジンで封じ込めるという手法がユニークでした。

透明なレジンの中に浮かぶ花はまるで標本のように瑞々しい姿を残しています。

スマホケースとしてだけではなくインテリアとしても十分飾っておける美しさですね!

ガッチリと硬化された作りで、強度も申し分なく、機能性も高そうでした。

Shi-ya
Shi-ya

こうして壁に飾っているだけでも見応えバッチリですねっ!

色づけから手がける花アクセサリー「flolicissimo」さん

イタリア語でお花を意味する「Fiori」最上級の幸せを意味する「Felicissimo」

そんな言葉の組み合わせから生まれたFiolicissimo(フィオリチッシモ)さんはお花で幸せを届ける作家さんです。

flolicissimoさんの作品で驚いたのは、花の着色を生花の時点で行っているという点です。

大体こういうカラフルなものは、乾かした後に着色していると思い込んでいたのですがそうではありませんでした。

色水を吸わせてからドライにすることで、自然なグラデーションや発色が楽しめるそうです。

特にカラフルなバラのピアスは、一見すると着色レジンのようにも見えましたが、実は自然な工程でつくられているというのが勉強になりました。

ビオラのドライフラワーは、ほとんどシリカゲルを使って色を残したまま作成されることが多いです。

ですがこちらはあえて自然乾燥し、色合いがシックに変化したビオラのアクセサリーも、他にはない独特な雰囲気がありました。

このような落ち着いた感じの色味が好みの方も、多いのではないでしょうか?

Shi-ya
Shi-ya

イタリア語とかドイツ語とかって語感かっこいいですよね。
初見だと大体読めませんけどカッコよければ全てよし!

繊細なディップアートの花々「かがち庵」さん

ワイヤーに合成樹脂の膜を張り固めたもので、お花の形を表現するディップアート作家「かがち庵」さん。

簡単にディップアートを説明しますと、シャボン玉液にリングをくぐらせると表面にシャボン玉液の膜ができますよね?

その「膜」の部分が、ディップアートでいう花びらや葉っぱになります。

この状態で乾かすとその膜が固まり、透明感のある繊細な作品が出来上がるんです。

色々な作品の中でも鬼灯(ほおずき)にこだわって制作された作品は、透け感と造形の細やかさがまるで本物のようでした。

あと注目したいのは同じくディップアートで作られたヒガンバナのアクセサリーです。

色とりどりのヒガンバナのピアスも立体的で、まるで本物をそのまま小さくしたような存在感。

そのほかにも、スイレン、サクラなどバリエーションも豊富。

お花が好きな人にも、アート好きな人にも刺さる作品ばかりでした。

Shi-ya
Shi-ya

ディップアートも面白そうですよね!
合成樹脂を使っているので私的には勝手にレジンの仲間と思ってます。


※本記事に掲載している画像および作品紹介は、作家様ご本人から撮影およびSNS・Webサイトでの使用許可をいただいた上で掲載しています。

万が一、内容に誤りやご迷惑となる点がありましたら、速やかに修正・削除対応いたしますので、ご連絡ください。

まとめ、ゆっくり見て回れる、初心者にも優しいマルシェ体験

今回の東京ハンドメイドマルシェ2025春では、レジンという素材を活かして、独自の世界観を表現する素敵な作家さんたちに出会うことができました。

コンパクトな会場ならではの、ゆったりと作品を見て回れる規模感と雰囲気が魅力です。

作家さんと素材のこと、制作の裏話まで、直接話が聞けるのはマルシェの醍醐味です。

新しい発想や知見はハンドメイドをされている方々に良い刺激となるでしょう。

初心者の方にも、ハンドメイドの温かさや奥深さがしっかりと伝わるイベントでした。

もし興味が湧きましたら次回の開催に、ぜひ足を運んでみてくださいね!

Shi-ya
Shi-ya

実物の作品は写真と違った迫力と感動があります。ぜひ一度見に行ってみてもらいたいです!
それではまたっ

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